冬の琵琶湖は人々を魅了します。
魅了される理由は、数こそでないですが超大型のバスを夜のおかっぱりから釣るのに適した季節だからです。
なぜ、この季節におかっぱりからそれも夜に超大型のバスが釣れるのかというと夜になると沖に居たヒウオやワカサギがおかっぱりでも投げられる範囲に接岸してくるからです。
なので、この季節の夜はおかっぱりから超大型バスを釣るのに最も適した環境なのです。
ここでは、そんな冬の夜の琵琶湖おかっぱりにおすすめのルアーを紹介します。
もくじ
冬の夜の琵琶湖におすすめのルアー
ビッグベイト/ネコソギDSR(ファットラボ)
近年の冬の夜釣りに圧倒的人気な釣り方がビッグベイトを用いたデッドスローリトリーブの釣りです。
やり方は、ビッグベイトをキャスト後リーリングして狙いたいレンジにビッグベイトを入れます。
その後、ラインを張らない程度にゆっくりとリーリング(ハイギアリールでハンドル一回転が3~8秒間を目安)します。
基本動作はこれだけですが、キッチリ手前まで引いてくることが重要です。
この『ネコソギDSR』は、現在では比較的入手がしやすくチューンもほぼ必要としないので、ビッグベイトを用いたデッドスローリトリーブが初めての方におすすめです。
また、リップが大きいので比較的根がかりしにくいのもおすすめの理由です。
もしそれでも根がかりが怖いという方は、ワイヤーガードも売っているので、そちらを装着してください。
バイブレーション/TN70(ジャッカル)
『TN70』はアゴに高比重タングステンが装着されているので、飛行姿勢が安定し飛距離を稼ぐことができます。
おかっぱりでは飛距離を稼ぐことによって、普通では届かないミオ筋や沖にあるハードボトム、ブレイクを攻めることができます。
このようなストラクチャーへアプローチできる圧倒的な飛距離はもちろんのことアゴに装着されたタングステンにウェイトがあるので、泳ぎ姿勢が立ち姿勢になります。
なので、ボトム形状をアゴのタングステンで把握しつつもボディがフックを隠してくれるので根がかりを気にすることなく果敢にストラクチャーを攻めることができます。
使い方は、”早巻き” “リフト&フォール” “ズル引き”と多岐に渡り、早巻きでは中層にいるやる気のある魚を攻略することができ、リフト&フォールではボトム上に居る魚に対してリアクション&食性で誘うことができます。
そして、ズル引きではボトムを意識している魚に対して食性で誘うことができます。
そんな様々な使い方ができるTN70は、ボックスに入れておくとあらゆる状況で活躍してくれる万能なルアーです。
バイブレーション/TNトリゴン70(ジャッカル)
上記で説明したTNシリーズの派生系である『TNトリゴン』は、TNシリーズのアウトメタルシステムをさらに強調したルアーです。
なんといっても飛距離が抜群でメタルバイブレーション1ozクラスと比しても遜色の無い飛距離を実現しています。
この飛距離によってTN70でも届かなかったストラクチャーへルアーを送り込むことができます。
また、フォールでは強調されたタングステンが重く、切り裂くようにフォールするので音が鳴るメタルバイブレーションとして使うことができます。
リアクション要素のある使い方と圧倒的な飛距離で冬の琵琶湖おかっぱりで活躍してくれるルアーです。
サスペンドミノー/ルドラ130SP(OSP)
中層で止めることができるサスペンドミノーは冬の夜の琵琶湖でも活躍してくれるルアーです。
サスペンドミノーは、ワームでは出せない波動とラトル音によって、中層でエサを捕食しているバスを刺激し、サスペンドすることによって追いきれなかったバスにも口を使わせることができます。
中層でエサを捕食しているがバイブレーションでは追いきれなく、ワームではアピール力が足りないそんな状況で活躍してくれます。
この『ルドラ130SP』は、他のミノーにはない大きさとハイピッチでワイドなローリングによってバスにアピールし、ミノーでは破格の飛距離で長いストロークアピールすることができます。
サスペンドミノーを持っていくならこのルドラ130SPがおすすめです。
スコーンリグ/シャトル(drt)+スイングインパクト(ケイテック)
ミドルレンジからディープレンジまで食い気の立ったバスを釣るのに最適なのがスコーンリグ(スイミングジグ)です。
ベイトフィッシュが多くバスがベイトを追っかけている状況ならスローリトリーブでミドルレンジを攻略することができ、バスがボトム周辺にいる状況ならデッドスローリトリーブでディープレンジを攻略することができます。
長年琵琶湖の冬から春の定番ルアーとし存在してきただけあり実績十分なルアーです。
この『シャトル』は、ヘッドが独特なカップ形状なのでスイミング時に水を受けて浮き上がりやすくなっています。
なので、他のスイミングジグよりも引き抵抗があり、中層を長くゆっくりと引いてくることができます。
トレーラーは『スイングインパクト4.8インチ』がサイズ感も良く、アピール力が強めなので琵琶湖の夜釣りにおすすめです。
ミドスト/デスアダー(deps)+ジグヘッド0.9g
近年琵琶湖の冬に再評価されている釣りがミドストです。
古くは名古屋釣法と呼ばれていた釣り方で、ピンテール系ワームと軽いジグヘッドで表層から中層のベイトフィッシュを追っているバスをターゲットにしている釣りです。
冬の琵琶湖は夜にワカサギが接岸するので、そのワカサギを狙いに来たバスを狙うのに適しています。
また、この釣りの特徴は冬でもベイトフィッシュを追っている魚をターゲットにしているので、大きな魚が獲れることです。
この『デスアダー6インチ』は、ボリュームと艶かしく動くピンテールでナチュラルにバスを誘うことができるワームです。
また、ボリュームがあり余計なパーツが付いていないので、軽いジグヘッドと合わせても遠投する事ができるのもおすすめな理由です。
ネコリグ/マグナムスワンプクローラー(ZBC)
スローにボトムを攻めるのにおすすめなのがネコリグです。
近年の琵琶湖は冬の夜釣りといえども人気ポイントには人が多くプレッシャーが高いので、ロングワームを使ったネコリグでゆっくりとナチュラルに攻めるのが有効です。
特にロックエリアやブレイク、ミオ筋などの根がかりが多発してしまう場所でもネコリグなら根がかりを回避しながらボトムを攻略することができるのでおすすめです。
この『マグナムスワンプクローラー』は、言わずと知れた名作ワーム スワンプクローラーのサイズアップバージョンで、琵琶湖のおかっぱりで必要な遠投性能とアピール力を合わせ持ちながらシンプルで無駄の無い形状なので、ナチュラルな動きで魚を誘います。
また、ZBC(ZOOM)のワームは安価でハリ持ちも良く、釣れる素材を使っているのもおすすめの理由です。
この記事が少しでも冬の琵琶湖のハイクオリティなバスに近づける記事であれば幸いです。