もくじ
グラスルーツ/ランナバウト210F
今回、紹介するルアーはグラスルーツの『ランナバウト210F』です。(この記事は発売前の情報を元に制作しているので製品版とは仕様が異なっているかもしれません)
このランナバウトは210mmと大きなルアーですが、ボディがスキニーに作られているので、重さが約56g(2ozクラス)しかありません。
それによって同サイズのルアーと比べて非常にキャストがしやすいので、ピンスポットへ的確にルアーをアプローチすることができます。
さらに、ボディにはフックが3つ搭載されているのでフッキング率が高くなっているのも特徴です。
昨今のバスはストライクゾーンが狭くその範囲にルアーをアプローチしないと喰わせることができないうえにバイトしてもショートバイトなことが多くフッキングできないことがありますが、ランナバウトならそんなバスのストライクゾーンへルアーを届けてバイトがあればしっかりと乗せることができそうです。
このように非常に使い勝手の良さそうなランナバウトには様々なカスタム方法が用意されているのも特徴です。
リップ
ランナバウトには”ノーマルリップ”と”ダイビングリップ”の2つのリップタイプが存在します。
ノーマルリップはシャローをただ巻きで攻略したり、デッドウォークで探るのが得意な汎用性の高いリップです。
ダイビングリップはタイトなアクションで、水深3mまでを攻略することが可能なリップです。
このようにランナバウトは、リップを交換することで様々なシチュエーションを攻略することができます。
そんなリップの交換方法は顎下に取り付けられたビスをドライバーで外して
リップを取り外し任意のリップを装着した後にネジを締めなおすだけです。(リップなしだとトップウォーターとしても使えます。)
これだけでランナバウトは潜行深度を変更することができます。
カスタムブレード
ランナバウトのフロントフック後方にはアイが設けられています。
このアイにはグレネードシンカーが取り付けられるのはもちろんのことランナバウトに同梱(どうこん)されている”スイベル付きカスタムブレード”も取り付けることも可能で、このカスタムブレードを取り付けることで
デッドウォーク時には左右に揺れてフラッシングでバスを誘い、ただ巻き時にはブレードを回転させてバスを誘うことが可能になります。
一味違ったアピールでバスを誘いたい時におすすめのカスタムです。
ジョイント
ランナバウトのジョイント部のアルミパーツには2段階調節が可能なホールが配備されています。
このホールを変えることで”フレキシブルモード”と”タイトモード”に換装することが可能で
可動域の広いフレキシブルモードはただ巻きやデッドウォークにおすすめで
可動域の狭いタイトモードはややロールにアクションするのでミノーのように使うことができます。
換装方法は、リアボディの上部に取り付けられたビスをドライバーで外して
任意のホールをセットした後にビスを通して締めるだけです。
それだけで、状況に合わせてルアーの性能を変えることができます。
ランナバウト 総括
以上のようにランナバウトは使い勝手が良いうえに様々なカスタムが用意されたルアーでした。
この豊富なカスタム性能と扱いやすいウェイトによっておかっぱりでも非常に使いやすそうです。
オフセットフックのセット方法をGIFで解りやすく紹介した記事はこちら
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