今回の西の湖釣行は、土曜日ということで人が多いことを予想して、少し遅めに自宅を出てゆったりと近江八幡に向かいました。
着いてみると朝からの強風予報の所為か今日のレンタルボート屋 トムソーヤは空いていました。
何のためにゆったり来たのかわからなくなりましたが、準備を終わらせて早速出船します。
もくじ
~強風~
出船時には予報通り風が吹き荒んでいます。
西の湖は周りに遮るものがないので、風をダイレクトに受けるフィールドです。
さらに、撃ち物主体のフィールドなので、風が吹いてもボートポジションを維持しないと釣りができません。
なので、この西の湖に通いだして強制的にエレキの操船が鍛えられたように思えます。
今回もそこそこの風が吹いていますが、なんとか操船できそうです。
今回は人が少ないのでいつも人が入っている長命寺川付近から始めます。
まずは『フラットバックジグ(deps)+バルビュータ(deps)』のコンビで朝のやる気のあるバスを探っていきます。
葦際やオーバーハングの下にラバージグを撃って行きますが反応はありません。
進めて行くと良いベジテーションと風裏を発見したので『ガバチョフロッグ(ジャッカル)』で表層を攻めてみます。
ベジテーションの上や葦際をドッグウォークさせて、やる気のあるバスを探しますがこれまた無反応。
今度は、トムソーヤの店員さんにブルーギルが多いことを聞いていたので『スパイロン(ジークラック)』のテキサスリグでブルーギルを食べている大型のバスを狙ってみます。
しばらく反応が無かったのですが、前日の大雨の影響で出来た流れ込みにスパイロンのテキサスリグをアプローチすると『コツコツ』というアタリがあります。
アワセをしましたが乗りません。
おそらくですがブルーギルが食いついて来たのでしょう。
スパイロンのテールが千切られてしまいました。
ブルーギルの反応はあるもののブラックバスの反応がないので、ウィンディーサイドを『クリスタルS(ノリーズ)』で流すことにします。
風が当たって良い感じになっているオーバーハングやリップラップをクリスタルSで流して行きますが反応がありません。
そのまま流して行くと風の影響が少ない水路に出たので、もう一度『ガバチョフロッグ』をアプローチしてみます。
~何とか一本~
ガバチョフロッグで丁寧にオーバーハングや葦際を狙いますが反応がありません。
今度は引き返しながら『スイートビーバー(リアクションイノベーションズ)』のフリーテキサスリグを撃ち込んでいきます。
このスイートビーバーは、スライドフォールするのが特徴のワームで、ブルーギル型のワームが無い時代はよくブルーギルを捕食しているバスを狙うのに使用していたワームです。
スリ抜け性能がいいのでカバー撃ちにおすすめのワームです。
そんなスイートビーバーを撃って行きますが反応がありません。
なので、一気に北面水路に入ることにします。
北面水路は写真のように狭い水路の両側が葦原になっているポイントで、6月ごろになると葦が高くなるので比較的風をブロックしてくれます。
今日も他の場所と比べると操船が楽でした。
そんな北面水路では、まず『ウルトラバイブスピードクロー(ZBC)』のテキサスリグで探ることにします。
葦際にウルトラバイブスピードクローをフォールさせて、バスの反応を伺いますが、やはりというか反応がありません。
途中ブルーギルの反応はありましたが、肝心のバスからの反応はありません。
ウルトラバイブスピードクローはフォール主体で使用するワームなので、今度はフォールからボトムでのアクションまで幅広く使える『ドライブビーバー(OSP)』で探ってみることにします。
すると数投後、倒れた葦を突き破ってカバー内に進入したドライブビーバーに反応があります。
すぐさまフッキングを決めて、カバーから引きずり出します。
引きずり出してきたのは、30cmほどのバスでした。
とりあえず一本釣れたので一安心です。
~50UPゲット~
折り返し地点まで来たので今度はトップウォーターで風裏になっている側を狙うことにします。
倒れた葦がある場所は引っかからずに引いてこれる『ガバチョフロッグ』を選択。
引っかかるモノが無い場所は『ザグバグ スリーフック(ノリーズ)』を、葦際にキャストしてドッグウォークで攻めて行きます。
1時間ほどこの2つのルアーをローテーションして攻めたのですが反応がありません。
折り返し地点まで来たのでもう一度逆サイドを攻めることにします。
時期がアフタースポーンの季節ということもあり、今度は『ドライブショット(OSP)』のバックスライドをゆっくりフォールさせてみます。
今回、初めてドライブショットを使用したのですが、細身のシェイプでバックスライド幅が大きく使いやすいワームだったのでいつも使っているファットイカやRVドリフトクローとは違った使い方ができそうなワームでした。
しかし、反応はありません。
時刻はもうすぐ15時に達しようとしています。
帰着時刻が16時なので、15時40分にはここを出なければなりません。
今までのようにじっくり攻めていてはチャンスが少ないと感じたので、今度はスピーディーに探れてやる気のあるバスだけを狙えるスピナーベイトの釣りで探ることにします。
選択したスピナーベイトは『クリスタルS 1/2oz(ノリーズ)』のタンデムウィロー 。
葦が生えている面を舐めるようにトレースできるポイントにアプローチして、強い引き抵抗を活かしてゆっくりとリトリーブします。
そのようなアプローチを繰り返していると、パラ葦際を通して来たクリスタルSが横から巨大な影に引っ手繰られます。
一呼吸置いてフッキングを決めると同時に魚が強烈に暴れだします。
糸鳴りがするほど突っ込まれながらもロッドを操り沖の方に魚を誘導します。
なんとか誘導に成功したので、ここからは焦らずにじっくりと魚の引きを楽しみながら魚が疲れるのを待ちます。
しばらくやり取りを繰り返すと魚が疲れたのを感じたので、ボート際まで誘導してハンドランディング!!
上がってきたのは良いコンディションの50UPでした。
このバスを釣った後、15時40分になるまで粘りましたがノーバイトで終了しました。
~総括~
今回は50UPを釣れたいい釣行でした。
しかし、撃ち物好きの私は撃ち物でこのサイズが釣りたいのが本音です。
なので、次回西の湖に来るときは撃ち物でこのサイズが釣れるようにがんばります。
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