今日は琵琶湖の近くにある西の湖という湖に行ってきました。
この西の湖はレンタルボート屋(トムソーヤ)があるので、わざわざボートを持ち込まなくても釣りをする事が可能です。
雰囲気は琵琶湖とは打って変って一年中濁った水で水深も浅く、湖の周りが霞ヶ浦のように葦原なのが特徴の湖です。
必然その葦原を攻められるルアーが有効になる湖なので、撃ち物が好きな方にはおすすめの湖です。
もくじ
~雨の西の湖~
朝早く自宅から出たときに降っていた雨は、西の湖に着いても変わらず降っています。
前日は暖かくあまり風もない一日でしたが、打って変って雨と風が強い予報です。
しかし、人に天候はどうすることもできません。
できれば暖かい方がいいですが、諦めて準備を整え出船します。
まずは長命寺川付近のカバーを撃って行きます。
選択したルアーは、春の定番ルアーである『フラットバックジグ+フレックスチャンク』です。
大きなルアーで春のやる気のあるバスを狙います。
しかし、ここは本命ポイントではないので、一通り流すと早速春の本命ポイントに向かいます。
この本命ポイントは本流からの流れがブロックされており、さらに水の動きがほぼ無い場所なので西の湖の春の定番ポイントとして有名な場所です。
既に何艇か入っているので丁寧にアシ撃ちするためにルアーを『ウルトラバイブスピードクロー』のテキサスリグに変更します。
このウルトラバイブスピードクローの艶かしいフォールアクションで産卵の為に体力を蓄えようとしているビッグバスを狙います。
丁寧にピッチングやフリッピングをしながら流しますが、開始から降っている雨の影響で徐々に体力を消耗していきます。
あまりにも寒くなってきたので、出船から2時間程しか経っていませんが一旦ボート屋に戻り暖を取ることにします。
~休憩そして再開~
2時間程ボート屋で暖を取って十分に温まったので釣りを再開します。
向かったのは先ほどと同じ本命だと考えているポイントです。
帰着の4時までここで心中することにします。
今度は喰わせるのではなくリアクションで狙うためにフォールスピードの速い『ヤマセンコー5インチ』をテキサスリグで撃っていきます。
テンポ良く探る為にファーストフォールの後はワンアクションしてすぐさま回収します。
撃って回収して撃って回収してを1時間ほど繰り返しますが反応がありません。
なので、今度はじっくり見せて誘うことにします。
選択したルアーは春に有効なチャンク系の『フラッピンホッグ』。
これをやはりテキサスリグで撃っていきますが、先ほどとは違いじっくりと見せるためにステイを長めに取ります。
丁寧に・・・丁寧に・・・撃っていきますが反応がありません。
なので、今度は横方向の釣りで探ることにします。
~突然のバイト~
横方向に探るためにルアーを『バレッジスイマー1/4oz+ラージテール』に変更します。
バレッジスイマーはガードが付いているスイムジグなので、西の湖のようなカバーが多いフィールドや琵琶湖のようなウィードレイクでも扱いやすいスイムジグです。
そんなバレッジスイマーをジグストでカバー際を攻めます。
ただ巻きではなくジグストを選択した理由は、少しでもカバー際にルアーが存在している時間を長くするためです。
ロッドを煽ってスイムジグがフワフワとカバー際を泳いでいるとラインが急激に横移動します。
明らかに倒れたアシによって引き起こされた動きではないので、ラインスラックを十分に取ってからフッキングすると『ズドン』とした重みを感じます。
「おそらく今日はこの一本だけだろう・・・」
そんな考えが頭に浮かんで焦る心が去来しますが、カバーから引き離してからは心を落ち着かせてやり取りを開始。
ランディングネットを持っていたのですが、ハンドランディングの方がスリルを感じて楽しいのでハンドランディングします。
ボート際で暴れる魚を何とか制して口を掴みます!!
上がってきた魚はかっこいい模様のバスでした。
苦労して釣れた一本に感動を噛み締めます。
これでやることは決まりました。
撃ち物で釣りたかったですが、どうやら横方向の釣りでしか私には釣れないようです。
なので、スピナーベイト・チャター・スイムジグをローテーションしながら流していきましたが、残念ながら帰着時間になったのでボート屋に帰ります。
総括
何とか釣れましたが交通事故感が否めない一匹でした。
今回はたまたま運が良かっただけなので、今度来るときは再現性のある釣りを探し当てて連発できるように努めます。
前回の釣行
次回の釣行